カガミガイの写真

かがみがい(まんじゅ貝)

カガミガイ写真

カガミガイは殻長8cm程度になる貝で、殻が白いのが特徴。泥が混ざった場所では、殻に灰色の模様がついている物もいます。持つと殻が少し厚いので重量感があり、採った時の満足感があります。残念ながら、ハマグリとは違います。

御殿場では【まんじゅ貝】とも呼んでいます。

カガミガイの味

カガミガイの味は淡泊で、火を通すと身が固くなります。貝の味自体が少なく、焼きで食べるには少し泥の部分が入った内臓を取り除くか、砂出しで泥を完全にはき切らせると泥臭さがなくなります。貝の身は加熱すると固くなりますが、縮むことは少なくボイルしてから身を取り出し、煮たりすると美味しく召し上がれます。

カガミガイの採り方

カガミガイを狙って取ることは難しく、あさり、はまぐり等を探していて見つかる事が多いです。今までの経験上、御殿場浜では、あさりよりも深い所(地面からの深さ)にいる事が多いと思います。たまに、干潟にそのまま落ちてたりします。あさりを探していて、クマデなどでガリって大きな手ごたえで採れたりするので、採れた時の採った感じは非常に楽しい貝です。

カガミガイの砂抜き

あさり同様に砂出しが出来ます。あさり等よりも砂をはきにくいので、砂出しするには少し時間がかかります。バカガイよりは生命力が強く、砂が抜けない貝ではありません。砂出しが出来ない場合は、ボイルして内臓部分を外してから調理して召し上がって頂くとじゃりじゃり感がなくなります。