殻長1cm~2cm程度の巻貝です。御殿場では潮だまりにいる事が多く、結構捕まえる事が出来ます。死んだ貝や魚などに集団で集まっており、エサを食べています。見た目に反して、意外に進む速度が速く、潮干狩りで採る際に割れた貝などを潮だまりの水のある所に入れておくと、いつの間にか数匹集まってきます。
別名【海の掃除屋】と呼ばれており海の中では大切な役割を担っています。
殻だけを見ると、小さなヤドカリと間違えることもありますが、アラムシロの殻をヤドカリが使っています。ヤドカリはハサミが殻から出ていますが、アラムシロは殻に小さな蓋が付いています。またアラムシロは殻の前方に小さな水管(棒のようなもの)を左右に動かして移動してきます。
水槽に入れておいても結構長生きします。一緒に入れておいたシオフキ貝等が口を開いた状態になると、寄ってきて食べてしまいます。