コメツキガニの写真

コメツキガニ

コメツキガニの写真

甲羅の幅1cm程度になるカニです。小さくて動きも結構早いです。干潟に小さな穴を掘って生きています。潮が引くと穴から出てきて、砂団子を作っています。コメツキガニに近づいていくと人の姿が見えると、直ぐに穴の中に逃げていきます。他のカニより目が上に出ているからかもしれません。

捕まえ方

まずは砂団子を見つけます。コメツキガニは餌を獲る為に、砂団子を作っているので砂団子を見つける事が一番早いです。見つけたら近づいていき、穴に逃げれらる前に素早く捕まえます。逃げられても、警戒心はそこまで高くないので5分ほど待っていると穴から出てきます。

捕まえたら

海水の入ったバケツなどに入れておきましょう。一緒に砂を入れておくと、体をモゾモゾして潜る様子も観察できます。エサは砂に含まれる有機物を餌としています。

食べれるか?

マメコブシガニ同様にサイズが小さく、可食部はほぼ無いと思います。食べた事はありませんが…

コメツキガニの色

砂浜で見るとこの体の色が砂と同化しています。基本的にこの色の個体ばかりが御殿場浜では確認できます。あまり河口のドロドロしているところではなく、砂が多い所に良くいます。

コメツキガニの動き

千潟で良く観察していると、カニがハサミを上下に振っている動作をする時があります。これはコメツキガニ独特の動作でオスが求愛行動をしている様子です。警戒されない遠い所から観察してみて下さい。捕まえたあとは見せてくれません。

コメツキガニ