
ワタリガニは甲羅の幅15cm程度になるカニです。ガザミが正式な名前ですが、津御殿場ではワタリガニと呼んでいます。
ワタリガニの特徴
なんといってもハサミです。強力で大きなハサミは要注意!挟まれると痛いなんてもんじゃないです。力も強いのでなかなか離しません。絶対に挟まれないようにしましょう。オスのハサミは本当に大きくて強力です。
ワタリガニは泳ぐのが得意です。足がボートのオールのようになっており泳ぎます。食欲旺盛でエビ、貝の身等、色々入れてみるとなんでも食べます。
ワタリガニの味
ワタリガニは塩ゆでにして食べる事が多いです。茹でると甲殻類のキレイな朱色になり美味しいカニです。中に卵をもっているカニがおいしく非常に人気があります。

ワタリガニの食べ方
生きたままのワタリガニはそのまま茹でると暴れます。そのため一度しめてからボイルします。
ボイルしたワタリガニをフンドシの部分を外し、甲羅を開けます
甲羅の中の身、ミソを食べエラを取り除きます。
胴体を半分に割って胴体の身を食べます。
足、ハサミの中にある身を食べます。
注意!手が汚れますのでおしぼりなどが必須です。
ワタリガニの生態
潮が引いた潮だまりにいる事がたまにあります。昼間は砂に潜っている事が多いので、非常にまれですが潮干狩り中に出くわすこともあります。ハサミに注意して下さい。エラ呼吸なので深さのあるバケツ等に入れておきましょう。
